カジヒデキSEMI-TROPICAL GIRL TOUR 2010.7.21
SEMI-TROPICAL GIRL TOUR
2010.07.21(水）大阪：梅田Shangri-La
私にとって、３回目のカジくんライブ
一曲目は『パッションフルーツ』
夏らしい曲で大好き。
「ライブの前にリリースがなかったのでお客さん入ってくれるかなぁと心配していたのだけど…」とか、「天気がよくてよかった。雨だったら『行くのめんどくさいなぁ』って気分になっちゃうかもしれないし…」とか、カジくんのとぼけた発言が笑いを誘う。
謙虚な発言が全く卑屈に聞こえないのがカジくんの強み。
好きなことに全力で取り組んでる人がのぞかせる自信って、見てて気持ちいいなぁ。
ますます好きになってしまった。
音楽番組のドッキリ企画のようなもので、カジくんが移動中の車の中でフジロックをテーマにした新曲を一曲つくり、誰もいない苗場でそれを披露するというものがあったのだけど、こういう無茶な指令を楽しんで受けちゃうところもスゴイなぁと思う。
「出来がよければ来年のフジロックに出場できるかも？」という話だったそうで、今年はお客さんとして参加しようと思っていたカジくんだけど、なんと今年のフジロックに出演決定！
この時に作った曲『ロックと長靴』もライブでやってくれた。
すっごく楽しい遊び心あふれる曲で、感動してしまった。
「サンサンサン」とか「ランランラン」とかいうところではサポートメンバーによる振り付けがあるし、「水玉模様、雨模様」なんて歌詞も素敵！
早くCDで聴きたいなぁ。
９月初めにアナログ盤、１１月頃にフルアルバムが出るそうでそれも今から待ち遠しい。
新曲の『亜熱帯ガール』は、どんなに落ち込んでいる時でもそんな気分がいっぺんに吹き飛んじゃいそうな弾けた曲で、私の大好きな曲になりそうな予感がする。
早くi-podに入れて持ち歩きたいなぁ。
歌詞の一部を「東京」から「大阪」に変えて歌ってくれたカジくんが、大阪を「こころのふるさと」と言ってくれたのが嬉しかった。
大阪的な感じってどちらかといえばカジくんは苦手なんじゃないかなぁと思っていたので、初めて大阪に来た時に大阪が好きになって今も好きだと聞いて、ちょっと安心した。
コヤブソニックにも出るらしいし。
小薮さんがカジくんとか「渋谷系」って言われる人の音楽を好きだというのも意外だった。
小薮さんは将棋も好きだし、何だか勝手に親近感がわいてしまう。
ライブはいつもながら盛り上がって、カジくんは可愛さ全開で、終わってしまうのが残念でならなかった。
いつもあっという間に終わっちゃうんだよなぁ。
『ラ・ブーム』もよかったし『サンデー』とか『グリーンロード』『夏物語』『august of p』が聴けたのもよかったし、カジくんの飛び跳ねる姿もかっこよくて、目が離せなかった。
半パンも似合ってて、演奏中の左ひざを蹴り上げる仕草や、独特の振り付けも好き。
サイン会ではカジくんに名前を入れてもらえるように頼んでみた。「いいですよ。お名前は？」と聞いてくれるカジくんに「ミサです」と答えて、買ったばかりのタオルを差し出した。
カジくんが「ミサさん」と確認してサインをしてくれている間、（お～っ、カジくんが「ミサさん」って言うてくれたで）と一人で感動しながら、カジくんに今日のライブの素晴らしさをどう伝えようか悩むのだけど、やっぱりいい表現が思いつかない。
「今日、すごく楽しかったです。ありがとうございます」と言って握手をしてもらった。
「ありがとう」と言ってくれるカジくんのナチュラルな雰囲気が大好き。
私のi-podはカジくんの曲しか入っていないのでひそかに「カジポッド」と呼んでいるのだけど、これからしばらくいつも以上に聴きまくってしまいそうだ。
初めてライブに行った時は「こんなに楽しいことが世の中にはあるのか！！」と思ったけど、何度行ってもやっぱり楽しい。
また、カジくんに会えるのが楽しみだ。
