カジヒデキとリディムサウンターTEENS FILM SHOW 2011.2.20
カジヒデキとリディムサウンター
【TEENS FILM SHOW】
心斎橋クラブクアトロ 2011.2.20(sun)
『TEENS FILM』というアルバムが去年の11月にリリースされ、それに合わせたツアーが2月にあった。
このアルバムはカジくんがリディムサウンターというバンドに声をかけ、「カジヒデキとリディムサウンター」という名義で作られたもの。
作詞・作曲はカジくんなのだけどリディムサウンターのケイシくんがボーカルをとっている曲があったりしてすっごく新鮮。
『亜熱帯ガール』のPVも素敵。
このアルバムも早速私のi-podならぬカジポッドに入れ、毎日のように聴いていた。
キラキラした曲が多くて大好きなアルバム。
ツアーもずっと楽しみにしていた。
『あこがれ』『僕のベイビーレモネード』『可愛い革命の詩』…とアルバムの曲が次々に演奏される。
『僕のベイビーレモネード』は爽やかでキラキラしてて初めて聴いた時から大好き。
『亜熱帯ガール』もイントロから楽しい気分になれる曲で夏のライブでも聴いたけど、また生で聴けてすっごく嬉しかった。
ボーナストラックになっている『TEENS』はカジくんではなくリディムのケイシくんが歌っているのだけど、『亜熱帯ガール』と同じ曲で歌詞が英語。
歌詞の内容がアルバム全体の世界観とよく合っていてよかった。
カジくんとリディムサウンター、それぞれの代表的な曲も演奏。
カジくんの『ラ・ブーム』はやっぱりいいなぁ!
リディムサウンターは初めて聴いたのだけど、いっぺんで大好きになってしまった。
『sweet&still』という曲がよかった。
『ロックと長靴』というカジくんが音楽番組の企画で即興で作った曲があるのだけど、この曲はフジロックをテーマにした曲で振り付けがあったりしてすっごく愉快な曲。
「水玉模様、雨模様」なんて歌詞も最高だし。
CDに入っていないので夏のライブで聴いて以来だったのだけど、なんとこの曲に合わせてみんなで踊っちゃおうとカジくんが言い出す。
ナリくんが丁寧にお手本を見せてくれたのでわかりやすかったのだけど、曲を聴いたこともない人が多い中で「サンサンサン」のところで…「ランランラン」のところで…と説明をするのは至難の業。
リズム感ゼロの私も存分に楽しませてもらったのだけど、一生懸命説明していたはずのカジくんが振りを間違えるというビックリの展開。
面白かったー!
『もう恋しちゃう!』という曲を演奏する前に客席に向かって「恋してるかな?」と言うカジくんはいつもながら可愛さ全開だった。
『パラソルでグッバイ』という曲を演奏する前に「右手を振ってグッバイ、左側にいる人にも」という歌詞を説明しながら右側に手を振っちゃったカジくんが「あっ、こっちだ」ってやり直すところもたまらなく可愛い。
この曲を演奏したあたりでライブも終盤。
いつもながらあっという間だなぁとちょっと寂しい気分になってしまったけど、最後まで盛り上がって楽しい時間が過ごせた。
カジくんのライブではいつも幸せな気分になれるのだけど、リディムサウンターのライブもきっと楽しいんだろうなぁと思った。
タイチくんが普通に客席に入っていっちゃうのにビックリしたし…。
タッグを組むことでどっちのファンが見ても新鮮な一面が見えるライブになったのではないかと思う。
「初ライブで解散ライブになる」と何度も言っていたけれど、これで終わりになってしまうのはもったいないと思うぐらい楽しくて、また「カジリディム」でツアーをやって欲しいなぁと思った。
終わりといえば心斎橋のクラブクアトロが今年で閉館になってしまうそうで、私にとっても思い出深いライブハウスがなくなってしまうのは残念。
(カジくんのライブを初めて見たのがここ!)
そんな話からMCではカジくんがブリッジの解散ライブとソロデビューのライブで泣いたという話がでて、今日も泣いてくれるんじゃないか?と他のメンバーにからかわれたりしていておかしかった。
私がカジくんのファンになってから十数年経つけれど、いつまでも変わらないカジくんでいて欲しいなぁと改めて思った。
最近、カジくんオススメのアーティストの曲もちょこちょこ聴くようになったのだけど、これからもっとたくさんいい曲を聴きたいと思っている。
楽器も全然できないし楽譜も読めないし音楽にも詳しくないのだけど、カジくんを見てると本当に音楽が好きなんだなぁというのが伝わってくるので、私もその世界がもう少しだけ理解できるようになればいいなぁと思う。
ツアーだけじゃなくて一度カフェライブにも行ってみたい。